それが形になって意識されたのは、高校の授業で、畜産動物の屠殺の場面をうつしたビデオを見たときでした。
ベルトコンベアーのような機械に逆さまに吊り下げられた鶏たちが、死の瞬間に向かって動いていく場面…今でも目に焼きついています。
感受性の非常に鋭い動物たちにとって、その恐怖と苦痛はどれほどのものでしょうか!
考えただけでも、胸苦しくなります。
その頃から本格的に肉食への問題意識が高まり、肉の摂取量は減らしていましたが、本当にベジタリアンになったのは社会人になってからでした。
今の食生活になってからは、以前よりも心が澄んで安定していられるような気がします。
カウンセラーをしているので、こうした精神状態を保てる今のライフスタイルは、職業上も有益なようです。
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