2008年10月のとある日を境に菜食を始めました。
それまでの生活では特に制限を設けることも無く、周りの皆と一緒に食事を摂っていましたが、毎週のように酷い腹痛と下痢に悩まされていた為、
食べている物に原因があるのではないかと考えたことから始まりました。
元来食事にあまり興味を持っておらず、ある物を食べることだけでいい(駄菓子で済ませるとか)ような自分でしたが、がらりと食生活を改め、現在では稀に小型の魚を口にする(家庭の中での社会性の保持とでも言いましょうか)以外は菜食を行っております。
今の目標は妻より健康に長生きすることです。私に先立たれたら寂しいって言うので、私が見送る側に立つ為には健康でいるしか無い。妻には菜食を強要はしておりませんが、私と生活を共にしているうちに徐々に菜食寄りの食生活になりつつあります。二人健康でずっと一緒にいたいです。
2)その後の苦労話
勤め先では変わり者の一人として見られている程度ですが、会食等で周囲の方々から菜食をしている理由を尋ねられた際にはやはり説明が大変ですね。お決まりの「蛋白質が足りないよ」「スタミナが落ちるよ」「カルシウム不足になるよ」への返答も慣れたものですけどね。職場の栄養状態改善が出来たらいいなと考えておりますが、西洋式の栄養学を取り入れている限りは難しいですね。
子供の保育園での食事について、職員さんの理解を得ることが難しいですね。幸い子供に乳製品アレルギーがあることが発覚し、乳製品の摂取をさせずに済んでいます。学校給食でも学校側に掛け合って子供の菜食を目指します。
3)菜食をつづけて良かった点、体調の変化など
劇的に体調は改善されております。下痢はありません。腹痛もありません。大病もありません。二度と肉、乳製品、卵を摂取する事は無いでしょう。(もし摂取するとしたら、天災に見舞われて補給物資を食べる時でしょうか。生き残る為に。)ちなみに以前から酒も煙草も無し。周囲の全ての方々にこの良さをお伝えしたいのですが、なかなか習慣というのは変える事が難しいので、少しずつ伝えて行くことを続けます。
料理をする事がとても楽しくなりました。植物原料で作るおやつを子供たちに振舞って「おいしい」って言ってもらえるのが嬉しいです。
現在三十代半ばですが、未だに高校生の時と体型は変わりません。世の中の営利目的のダイエット方法は全て否定できます。
4)悪かった点
無し。